2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[10p-PA2-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2019年3月10日(日) 13:30 〜 15:30 PA2 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[10p-PA2-9] グラフェン酸化物上の繋ぎ留め型脂質二重膜内での分子拡散挙動

〇(M1)都積 清1、斎藤 駿1、手老 龍吾1 (1.豊橋技科大)

キーワード:脂質二重膜、グラフェン酸化物、一分子追跡

支持脂質二重膜 (supported lipid bilayer: SLB) は固体基板上に形成された人工脂質膜系であり、脂質二重膜の構造や物性の計測に用いられている。我々は過去に量子ドットを用いることで単原子シート材料であるグラフェン酸化物 (Graphene Oxide: GO) のSLB上で一粒子追跡を行ったが、非特異的吸着などの制御に困難な要因があった。本研究では固体基板とSLB間にスペーサーとなるリンカー分子を介した繋ぎ留め型SLBをGO上に作製し、SLB内での蛍光一分子追跡を行った。