2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.5 表面物理・真空

[10p-PA5-1~13] 6.5 表面物理・真空

2019年3月10日(日) 16:00 〜 18:00 PA5 (屋内運動場)

16:00 〜 18:00

[10p-PA5-2] 酸化物金属薄膜を用いた水素原子検出器の開発

奥村 友喜1、渡邉 幸輝1、葛見 竜哉1、島袋 祐次1、和田 元1 (1.同大理工)

キーワード:半導体

酸化ニッケルはサーミスタとして安価かつ容易に入手可能であるが,本研究ではFig.1に示した装置で,水蒸気とアルゴンの混合プラズマを利用して薄膜を作製する.水素原子の照射試験については, 熱解離型原子源及び,2.45GHzマイクロ波駆動のラジカル源より低エネルギー水素原子を系に導入する.抵抗値の測定はブリッジ回路を構成してFig.2に示すように原子状水素フラックスをチョッパーで振幅変調することにより,ブリッジ回路に微小な交流的電位差が生じる.これをロックインアンプで同期検出することにより,高感度の抵抗値変化の測定を行う.