[10p-S223-1~11] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[10p-S223-1] [講演奨励賞受賞記念講演] 可逆量子磁束パラメトロン回路を用いたDラッチの動作実証

〇山栄 大樹¹、竹内 尚輝^2,3、山梨 裕希^1,2、吉川 信行^1,2 (1.横国大院理工、2.横国大IAS、3.JST さきがけ)

キーワード：超伝導集積回路、断熱型量子磁束パラメトロン、可逆計算

我々は断熱的に動作させることで低消費電力を実現することができる断熱型量子磁束パラメトロン(AQFP)回路を用いた可逆ゲート(RQFP)の研究を行っている。これまでRQFP単体、可逆全加算器の動作実証を行ってきたが、RQFPを用いた順序回路は実現されていない。そこで本研究では、RQFPを用いた初の順序回路としてDラッチを設計し、動作実証を行った。