[10p-W611-1~14] 16.3 シリコン系太陽電池

[10p-W611-7] ガラス膜を形成したカバーガラスを用いた太陽電池モジュールの電圧誘起劣化抑止効果の評価

〇伏屋 亮¹、大橋 史隆¹、吉田 弘樹¹、傍島 靖¹、亀山 展和¹、橘 泰至²、増田 淳³、野々村 修一¹ (1.岐大工、2.石川県工業試験場、3.産総研)

キーワード：太陽電池、電圧誘起劣化

高電圧を伴う太陽電池モジュールの劣化現象の一つとして出力が比較的短期間に大幅に劣化する電圧誘起劣化(Potential Induced Degradation: PID)が知られている。長期信頼性の観点からPIDの対策は重要な課題である。対策としては、封止材に高抵抗材料を用いる方法などが報告されている。本研究では新たな高抵抗材料として液体ガラスにより簡便に形成可能なガラス膜に注目した。多様な塗布条件によりガラス膜をカバーガラス裏面に形成し、PID抑止効果を評価した。