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[11a-PB2-4] NH3ガスを用いた酸化Si膜残留OH成分除去量の低温アニール条件依存性
キーワード:酸化Si膜、低温、OH 除去
堆積酸化Si膜はより低温での形成が望まれているが、膜中には多くのOH成分が残留するため、絶縁性が著しく悪くなる。これに対して我々は、アニールガスとしてNH3を用いれば、175℃でも高効率でOHが除去できること以前見出した。今回は、その効果の温度依存性について検討したところ、5分間、100℃程度でのアニールでも、N2ガスに比べて2倍以上の効率で60%近いOH量が除去されていることが分かった。