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[11p-M103-2] PbS量子ドットの多層シェル化と発光強度の改善
キーワード:量子ドット、多層シェル
電子や光子を用いた量子情報処理技術のデバイスとして、用いられる有望な材料の一つが量子ドットである。ナノホールとQDのシリカコーティングによってQDの位置制御を可能にする技術が実現されている。本研究では、見かけ上のQDサイズ制御と発光特性の改善の両立を目指し、PbS QDのシェル材料としてPbSeを用いることによって三層構造のQDを作製した。この構造によって、単体でのシリカコートQDより発光特性が改善したことを報告する。