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[11p-PA2-9] カソード加熱型RIE 装置により窒素プラズマ処理したTi 薄膜およびバルクTiO2 の透過率測定
キーワード:プラズマ処理、窒素プラズマ
窒化チタン(TiN)は,切削や摺動部品などの表面コーティングによる高耐摩耗化や MOSFET のバリアメタルとして広く用いられており,近年は,プラズモニックナノ構造における光熱変換の検討も行われている.TiN の作製には,Atomic Layer Deposition や反応性スパッタなどが用いられている.しかし,これらの装置を用いる場合は,装置構成が複雑になるといった課題がある.そこで,我々は,簡易な構成でTiN 膜の形成を行うことを目的として,カソード加熱機構を有するRIE 装置を用いた窒素プラズマ処理を試みたので報告する.