2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[11p-PA2-1~10] 1.3 新技術・複合新領域

2019年3月11日(月) 13:30 〜 15:30 PA2 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[11p-PA2-9] カソード加熱型RIE 装置により窒素プラズマ処理したTi 薄膜およびバルクTiO2 の透過率測定

長谷部 浩一1、佐藤 美那1、松谷 晃宏1、竹島 利彦2、磯部 敏宏2、中島 章2、松下 祥子2 (1.東工大マイクロプロセス、2.東工大物質理工学院)

キーワード:プラズマ処理、窒素プラズマ

窒化チタン(TiN)は,切削や摺動部品などの表面コーティングによる高耐摩耗化や MOSFET のバリアメタルとして広く用いられており,近年は,プラズモニックナノ構造における光熱変換の検討も行われている.TiN の作製には,Atomic Layer Deposition や反応性スパッタなどが用いられている.しかし,これらの装置を用いる場合は,装置構成が複雑になるといった課題がある.そこで,我々は,簡易な構成でTiN 膜の形成を行うことを目的として,カソード加熱機構を有するRIE 装置を用いた窒素プラズマ処理を試みたので報告する.