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[11p-S222-11] 熱活性化遅延蛍光発光ダイオードの電荷状態のオペランドESR分光研究
キーワード:有機EL、電子スピン共鳴
熱活性化遅延蛍光(TADF)は三重項励起子が室温の熱エネルギーで一重項励起子へ逆項間交差後に放出される遅れた蛍光のことで、現在盛んに研究されている。本研究では緑色TADF材料である3ACR-TRZとホスト材料CBPを用いた有機発光ダイオード(OLED)素子及び発光層厚膜を作製し、オペランド電子スピン共鳴(ESR)分光を用いて素子駆動時及びUV光照射時における電荷・励起子状態を直接観測し、微視的観点から研究を行った。