[11p-S423-1~18] 11.1 Fundamental properties

[11p-S423-7] Theoretical determination of a first-principles effective Hamiltonian of Nd₂CuO₄

〇Yuya Tamagaki¹, Koichi Kusakabe¹, Shingo Teranishi¹, Kazutaka Nishiguti² (1.Osaka.Univ, 2.Kobe.Univ)

Keywords:High Tc, strong correlation, Cu Oxid

第一原理的な有効電子模型をNd2CuO4に対して決定すると、Ndのf準位の平均場軌道エネルギーが、有効ポテンシャルの作成方法に強く依存することが知られている。結晶場と有効交換相互作用の多重項依存性が、有効ポテンシャルを大きく変化させるためである。この依存性を議論するため、局所スピン密度近似やLSDA+U計算等を適用した複数の第一原理有効強結合模型を導いた。f準位の多重項依存性を局所電子演算子で表記した有効ハミルトニアンに統合する方法も議論する。