2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[12a-PB2-1~9] 8.4 プラズマライフサイエンス

2019年3月12日(火) 09:30 〜 11:30 PB2 (武道場)

09:30 〜 11:30

[12a-PB2-3] 量子化学計算を用いた放電活性種と膜構成分子の反応解析

戸田 和希1、内田 諭1、栃久保 文嘉1 (1.首都大シスデザ)

キーワード:プラズマ

近年、安定生成技術の確立した大気圧非平衡プラズマが注目されており、その応用としてプラズマ医療が急速に発展している。しかし、プラズマ照射における生体との相互作用は未だ不明な点が多く、未解明である。複雑な分子相互作用を定量的に把握するためには数値シミュレーションによるモデル解析が必要である。本研究では主目的の前段階として原子分子の電子配置を高精度に解析できる量子力学計算単独で活性種と膜構成分子間の反応工程やポテンシャルエネルギー曲線を精査する。本会席では膜構成分子における仮想的な脂肪酸部位メタン酸化時の検証を量子化学計算プログラムGaussian09を用いて行った。