2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[12p-M101-1~14] 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関

2019年3月12日(火) 13:00 〜 17:00 M101 (H101)

高村 陽太(東工大)、レ デゥック アイン(東大)

16:45 〜 17:00

[12p-M101-14] As2を用いた (110)GaAs/AlGaAs量子井戸のMBE成長及び再結合寿命・スピン緩和時間の測定

岡本 亮吾1、揖場 聡2、齋藤 秀和2、湯浅 新治2、大野 裕三1 (1.筑波大、2.産総研)

キーワード:量子井戸、スピン緩和時間

(110)面方位のGaAs量子井戸は室温で数nsの長いスピン緩和時間を有することから、半導体スピンデバイスのプラットフォームとして有望である。我々はMBE法を用いてGaAs(110)量子井戸の作製に取り組み、As源としてAs4を使用し室温での再結合寿命4 nsを実現した。一方As2を供給源に使用することでGaAs表面へのAs吸着性がより改善すると期待される。本研究ではAs2を用いてGaAs (110)量子井戸を作製し再結合寿命とスピン緩和時間を系統的に評価したので報告する。