2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.7 結晶評価,不純物・結晶欠陥

[12p-M111-1~13] 15.7 結晶評価,不純物・結晶欠陥

2019年3月12日(火) 13:30 〜 17:00 M111 (H111)

小野 敏昭(SUMCO)、仮屋崎 弘昭(GWJ)

15:15 〜 15:30

[12p-M111-8] 電子線照射発光活性化室温PL法によるシリコン結晶中の炭素定量の誤差要因の検討

石川 陽一郎1、田島 道夫1、松岡 竜太郎1、小椋 厚志1 (1.明治大理工)

キーワード:炭素、フォトルミネッセンス、シリコン

高効率Si結晶太陽電池やIGBTなどの高性能Siパワーデバイスには,従来のFTIRでは測れない測定できない1×1015 cm-3以下の炭素濃度低減化が必要とされている.そのような背景から低微量炭素不純物の定量技術として,電子線照射発光活性化フォトルミネッセンス (PL) 法が着目されている.本報告では,電子線照射後の室温PL測定で観測されるC-line近傍発光帯 (C08-band)を用いたSi結晶中の炭素濃度評価定量法についてのおける誤差要因について検討する.