[9a-PA3-1~10] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[9a-PA3-9] CuFeS₂を用いた増感型熱利用発電電池の検討

〇(B)関谷 颯人¹、磯部 敏宏¹、中島 章¹、松下 祥子¹ (1.東工大材料)

キーワード：増感型熱利用電池、電気化学、熱励起電荷

我々は色素増感型太陽電池に学び、熱エネルギーを利用して電気を生み出す「増感型熱利用電池」を提案し検討を行っている。本系は、色素の光励起電荷の代わりに半導体の熱励起電荷を利用することで電解液内での酸化還元反応を引き起こし、冷却部なしで発電が可能であることを特徴としている。本研究では半導体材料として水に安定であり、狭いバンドギャップを持つCuFeS₂に注目し、熱励起電荷による発電特性の検討を行った。