[9a-W621-1~12] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

△ [9a-W621-8] プラズモニックおよび非プラズモニックナノシリンダーアレイの発光増強効果の比較

〇(M1)野口 和希¹、村井 俊介^1,2、田中 勝久¹ (1.京大院工、2.JSTさきがけ)

キーワード：プラズモニクス、ナノシリンダーアレイ、発光増強

金属の吸収損失やエネルギー移動に伴う発光中心の失活を回避するため、ナノ構造の材料を損失の少ない誘電体に変える試みが近年進んでいる。しかし、構成材料が発光増強効果に及ぼす影響について実験的に直接比較した報告例は少ない。本研究では、可視域でSPP吸収を示すAl, Agおよび可視域での吸収が小さく高い屈折率を示すSi, TiO₂からなるナノシリンダー周期アレイを作製し、発光増強効果の比較と考察を行った。