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[9p-PB1-49] コプレーナ線路を用いたPy/Ag/Bi三層膜の強磁性共鳴
キーワード:強磁性共鳴、ラシュバ効果
銀(Ag)とビスマス(Bi)の界面では、空間反転対称性の破れとスピン軌道相互作用の効果によりラシュバ効果と呼ばれるスピン分裂が生じる。ラシュバ界面では、磁性体での磁化の歳差運動から生成されたスピン流が電流に変換されることが知られるが、ラシュバ界面を持つ磁性多層膜での磁化の歳差運動はあまり調べられていない。今回、コプレーナ線路上のパーマロイ(Py)/Ag/Bi三層膜に対して強磁性共鳴測定を行った。