[9p-PB4-1~11] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[9p-PB4-4] Cu含有シリカガラスにおけるラジオフォトルミネセンス

〇高田 雄矢¹、橋川 凌¹、木野村 淳²、齋藤 毅²、若杉 隆¹、角野 広平¹ (1.京工繊大、2.京都大複合研)

キーワード：ラジオフォトルミネセンス、銅、シリカガラス

放射線照射によって新たに発光が誘起されるラジオフォトルミネッセンス現象（RPL）を有する材料は、被曝線量計などへの応用が期待されている。本発表では，多孔質シリカガラスを、銅を含む水溶液に浸漬し、その後焼結して得られるCu含有シリカガラス（Cu-SG）におけるRPL挙動について報告する．Cu-SGに800 Gy程度のガンマ線を照射後、発光の強度は２倍以上増大しRPLが観察された。また、照射線量とRPL発光強度は良い比例関係が見られた。