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[9p-W351-9] 放電プラズマ焼結法で合成したYおよびTeドープMg3Sb2の熱電特性
キーワード:熱電変換材料、放電プラズマ焼結、不純物ドーピング
パルス通電加圧焼結法を用い、原料粉末から1段階プロセスで合成同時焼結を行ったYおよびTeドープMg3Sb2の熱電特性について報告する。YおよびTeのドーピングによって電気抵抗率は低下し、n型半導体の特性を示した。Y2O3を添加した時の室温での電子濃度はTeを添加した時よりも高く、YのMg3Sb2中への固溶限界値はTe よりも高いと考えられる。YおよびTeドープMg3Sb2ともに、熱電無次元性能指数(ZT) の最大値は773K付近において1.0の値を示した。