[9p-W631-1~11] 3.7 レーザープロセシング

△ [9p-W631-5] フェムト秒レーザーダブルパルス照射による金属表面への酸化膜形成によるドット着色

〇西野 将伍^1,2、橋田 昌樹^1,2、清水 雅弘³、古川 雄規^1,2、小島 完興²、井上 峻介^1,2、竹中 啓輔⁴、塚本 雅裕⁵、阪部 周二^1,2 (1.京大院理、2.京大化研、3.京大院工、4.阪大院工、5.阪大接合研)

キーワード：フェムト秒レーザー、金属着色、ダブルパルス

フェムト秒レーザー二波長ダブルパルス照射（時間差をつけて波長の異なる二つのパルスを照射する方法）により青と褐の２色のドット着色に成功した。EPMAとAESを用いた元素分析ではドット着色はダブルパルス照射領域の一様な酸化膜形成によることが示唆され、青と褐の２色は酸化膜の厚みが三倍程度異なることが明らかになった。今後はレーザー照射条件を最適化し酸化膜厚、分布を制御し三原色ドット着色を目指す。