[9p-W641-1~9] 3.4 生体・医用光学

△ [9p-W641-1] 高速連続偏光分解SHG顕微鏡を用いたin situ真皮コラーゲン配向解析

〇長谷 栄治^1,2、南川 丈夫²、水野 孝彦²、小倉 有紀²、安井 武史² (1.JASRI/SPring-8、2.徳島大理工)

キーワード：非線形光学顕微鏡、第２高調波発生、偏光

本研究では，電気光学変調器を用いた偏光変調による高速連続偏光分解SHG顕微鏡を構築した．従来の機械的偏光回転法では，偏光回転のための長い測定時間のため，体動等のモーション・アーチファクトが存在する測定対象のin situ計測は容易ではなかった．本装置の構築により，in situで生きたヒトの顔皮膚真皮コラーゲンにおける，局所的な線維配向角度および構造異方性を数µmの空間分解能で可視化することが可能となった．