2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元化合物材料研究の動向・趨勢〜物性制御と応用展開〜

[9p-W933-1~11] 多元化合物材料研究の動向・趨勢〜物性制御と応用展開〜

2019年3月9日(土) 13:15 〜 17:35 W933 (W933)

櫻井 岳暁(筑波大)、野瀬 嘉太郎(京大)

16:35 〜 16:50

[9p-W933-9] 太陽電池を応用した廃炉用高レベル放射線線量計の開発

〇(PC)奥野 泰希1、岡本 保2、後藤 康仁3、秋吉 優史4、今泉 充5、小林 智洋6 (1.原子力機構、2.木更津高専、3.京都大、4.大阪府大、5.宇宙機構、6.理研)

キーワード:化合物太陽電池、放射線線量計、廃炉

東京電力福島第一原子力発電所 (1F) の炉内は事故の影響で非常に高い放射線環境である。この放射線環境を測定するために、現在、InGaPおよびCdTeなどの化合物太陽電池素子をセンサとした線量測定技術を基盤とした高線量放射線計測システムを提案し、実用化に向けた開発を行っている。本報告では、高い放射線耐性(数MGy)を有する太陽電池の放射線挙動特性および1F廃炉への応用のための計画について述べる。