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[10a-Z22-2] 大きく変わった物理チャレンジ2020
キーワード:物理チャレンジ, 物理オリンピック
コロナ禍のため第16回全国物理コンテスト「物理チャレンジ」はオンライン化など大きな変更をした。参加応募者は909名だったが、例年より数百ほど少ない。5月末まで休校だった高校が多く、4月からの『物理基礎』の履修者が少なかったためか。予選(第1チャレンジ)では、例年通り理論コンテストと実験レポートが課せられた。理論コンテストは例年、全国一斉の会場試験だったが、今年は生徒の自宅でのオンライン試験。実験レポート課題は、「鉄、銅、アルミニウムなどの金属の比熱を測ってみよう」。各自行った実験の過程と結果をレポートにまとめ、郵送のほか今年からPDFファイルのアップロードも。第1チャレンジの総合成績優秀者約百数十名を選抜し、本選(第2チャレンジ)を行った。3泊4日の合宿形式での実験・理論試験から、今年は全国3か所の会場で分散して理論試験のみを実施し、翌年の国際物理オリンピック日本代表選手候補者を選抜。