[10p-Z03-1~7] プラズマ誘起生体反応の機構解明研究のフロンティア

[10p-Z03-5] プラズマ誘起液中化学反応場における生体高分子の化学修飾

〇北野 勝久¹、井川 聡²、横山 高史¹、座古 保³、白木 賢太郎⁴ (1.阪大工、2.大阪技術研、3.愛媛大学、4.筑波大学)

キーワード：大気圧プラズマ, プラズマ医療, 活性酸素窒素種

生体中での反応素過程の検証のためには、生成された化学種が化学反応を伴いながら液中で拡散し、生体分子と化学反応し、生体へマクロな影響を与える“プラズマ誘起液中化学反応場”の理解は重要である。化学種が空間・時間的にスペクトル分布・濃度勾配を持ち、一般的な溶液化学反応と大きく異なる。供給された化学種は、アミノ酸、タンパク質、脂質、糖、核酸などの生体分子へ化学修飾を行うことで、生体へ影響を与えうる。