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[10p-Z23-5] 三フッ化塩素ガスを用いた炭化珪素CVD装置高速クリーニング法
キーワード:クリーニング, SiC, ドライエッチング
SiCのCVDでは、試料台に堆積するSiC膜の剥離による微粒子発生などが問題となる。そこで堆積膜をクリーニングする技術が開発されている。これまでに、三フッ化塩素ガスを用いる方法が提案され、試料台の保護膜として熱分解炭素被膜(純化処理)を用い、500℃付近の温度域でクリーニングできることが確認されている。本報では熱分解炭素(純化処理)被膜上にSiC膜を形成し、これを10分間以内に除去できる三フッ化塩素ガス濃度を調査した。