2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[10p-Z28-1~21] 3.4 生体・医用光学

2020年9月10日(木) 13:30 〜 19:30 Z28

西舘 泉(農工大)、藤田 克昌(阪大)、松浦 祐司(東北大)、角井 泰之(防衛医大)

15:15 〜 15:30

[10p-Z28-7] 表面プラズモン共鳴を用いたイオン濃度分布の顕微イメージング

〇(D)田中 宏知1,2、増井 恭子1,3、Sekkat Zouheir2,4,5、石飛 秀和1,2,3、井上 康志1,2,3 (1.産総研、2.阪大院工、3.阪大院生命機能、4.MAScIR、5.モハメド5世大理)

キーワード:イオンイメージング, イオンセンシング, 表面プラズモンイメージング

細胞内外へのイオン流出および流入の動態をイメージングすることは生命機能の詳細な理解につながり、様々な病気の原因究明や新薬の開発への展開が期待されている。特にカルシウムイオンは細胞内の生体ダイナミクスの制御因子の一つとして利用されており、細胞外や細胞間でのラベルフリーなイメージング手法の開発が求められている。これに対して近年、金属イオンイオノフォアを添加した可塑化PVC膜を利用した表面プラズモンセンサーの開発が試みられており、本研究ではイオン動態の観察を目指し顕微イメージング手法の検討を行った。