2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[11a-Z10-1~10] 13.3 絶縁膜技術

2020年9月11日(金) 08:30 〜 11:15 Z10

三谷 祐一郎(都市大)

09:00 〜 09:15

[11a-Z10-3] 高純度オゾンを用いた低温ALD Al2O3膜の性質

萩原 崇之1、阿部 綾香1、亀田 直人1、中村 健2、野中 秀彦2 (1.明電NPI、2.産総研)

キーワード:低温ALD, 高純度オゾン, 絶縁膜

半導体デバイスの高集積化に伴う金属酸化物薄膜の精密な膜厚制御と成膜プロセスの低温化の要求に対し原子層堆積(Atomic Layer Deposition:ALD)法が注目されている。今回、〜100%濃度のO3 (Pure Ozone:PO)を150℃以下のALD(PO-ALD)に適用を試みた。プリカーサーとしてトリメチルアルミニウムを用いAl2O3膜を成膜し評価した。PO-ALDにて成膜したAl2O3膜のGPCおよびI-Vは他のALD手法の結果と同等でありながら、O3の長寿命により複数基板の一括成膜処理も可能であり生産性に優れる。