2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

[11p-Z08-1~19] 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

2020年9月11日(金) 12:30 〜 17:45 Z08

窪田 崇秀(東北大)、小山 知弘(阪大)、増田 啓介(物材機構)

17:30 〜 17:45

[11p-Z08-19] マレイミド系たんぱく担持可能Co-Mg系フェライトのセラノスティクス応用

濱田 颯太1、青木 孝太2、児玉 慶太1、梨本 健太朗1、細貝 良行4、臼井 章仁5、一柳 優子1,3 (1.横浜国大院理工、2.横浜国大環情、3.阪大院理、4.国際医療大、5.東北大)

キーワード:ナノ微粒子, セラノスティクス, MRI

我々はこれまでに、さまざまな組成、粒径の磁気ナノ微粒子を作製し、そのがん温熱療法の効果を、ヒト乳がん細胞を用いて検証してきた。今回は治療に診断を加えたセラノスティクスへ向けて、Co-Mg系フェライトのMRI造影剤としての機能を検討した。本微粒子は、すでに薬剤輸送を意識し、チオール基を修飾しマレイミド系たんぱくを担持することが可能であることも確認している。