[11p-Z13-1~18] 12.1 作製・構造制御

△ [11p-Z13-8] 銀ナノコロイドの特異な分散挙動における極性溶媒の効果

〇(M2)林 太一¹、平川 友也¹、井上 悟¹、荒井 俊人¹、長谷川 達生¹ (1.東大院工)

キーワード：銀ナノコロイド, 動的光散乱, ナノ粒子

アルキルアミンとオレイン酸で被覆された銀ナノコロイドは、コロイドとしての分散安定性と乾燥後の粒子の自己融着という相反する性質を併せ持つ特殊な分散性を有する。本研究ではこの性質のメカニズムを調べるため、動的光散乱法による測定を行ったところ、プロトン性溶媒の添加によりコロイド状態が大きく変化することを確認した。発表では、この結果を溶媒和シェル効果の観点から議論する。