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△ [11p-Z29-9] 細胞培養液中のDMF濃度計測に向けたMoS2バイオセンサの開発
キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド, 二硫化モリブデン, バイオセンサ
N, N-ジメチルホルムアミド(DMF)は、細胞培養液への物質添加をする際の溶媒として広く用いられている。しかし、DMFは1 v/v%程度の濃度で細胞の半数を死滅させる毒性を有することが報告されており、培養液中のDMF濃度のモニタは重要な問題である。そこで本発表では、我々がこれまでに報告してきたDMFと2次元半導体であるMoS2の間の特異的な相互作用を利用した、溶液中のDMF濃度をモニタ可能なバイオセンサの開発について報告する。