2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[8p-Z05-1~20] 6.2 カーボン系薄膜

2020年9月8日(火) 13:00 〜 19:00 Z05

藤原 正澄(大阪市立大)、大曲 新矢(産総研)、山崎 聡(金沢大)

18:00 〜 18:15

[8p-Z05-17] ODMR上4動作点を用いたダイヤモンド量子センサ

〇(M2)岩塚 春樹1、波多野 雄治1、荒井 慧伍1、岩崎 孝之1、波多野 睦子1 (1.東工大)

キーワード:ダイヤモンド, 光検出磁気共鳴, NVセンタ

NV センタのODMRスペクトル上で一対の共鳴点を挟む等蛍光量の動作点 4 点を用いて磁気感度の向上を行ってきた。計測される磁気信号の帯域を1kHz以上とるため4動作点を一周する周波数(Fmod)を20kHz程度にまで上げる必要がある。しかし、4動作点の切り替えをf1 →f2→f3→f4→f1の順序のまま行うと、周波数のずれと光量変化の関係が非線形になり、感度が急速に劣化する問題があった。本報告では動作点切り替えの順序を変更し、Fmodを20kHzまで高速化した結果を述べる