[8p-Z07-1~17] 8.4 プラズマライフサイエンス

[8p-Z07-7] プラズマ活性乳酸処理グリオーマのメタボロミクス解析(2)

〇石川 健治¹、田中 宏昌¹、橋爪 博司¹、ミロン カメリア¹、蒋 麗¹、豊國 伸哉¹、中村 香江¹、梶山 広明¹、吉川 史隆¹、水野 正明¹、堀 勝¹ (1.名大)

キーワード：プラズマ医療, プラズマ活性乳酸

非平衡大気圧プラズマ（NEAPP）を用いたバイオ・医療応用に注目が集まっている．NEAPPを照射した細胞培養液（PAM）により培養された細胞内の代謝物解析の結果を既に報告した．また，NEAPPを乳酸リンゲル液（ラクテック）に照射したプラズマ活性ラクテック（PAL）による培養によっても，がん細胞のみを選択的に殺傷されることを報告し，このPAL培養細胞内では非酸化ストレスな状態で生存・増殖シグナルに関連する遺伝子発現のレベルが低下する．今回，PAL培養した脳腫瘍細胞内の代謝物を調べたので，その細胞内代謝について考察する．