[8p-Z13-1~10] 【CS.2】 3.2 材料・機器光学と12.3 機能材料・萌芽的デバイスのコードシェアセッション

△ [8p-Z13-9] 分子配向性制御によるポラリトン緩和速度の高速化

〇(DC)石井 智大¹、Vargas Lydia⁴、Mathevet Fabrice^1,4、Bencheikh Fatima^1,3、宮田 潔志⁵、恩田 健⁵、安達 千波矢^1,2,3 (1.九大・OPERA、2.九大 ・WPI-I2CNER、3.Koala Tech Inc、4.Sorbonne Univ・IPCM、5.九大・理学部)

キーワード：ポラリトン, 有機物, 微小共振器

光共振器中の共振モードと有機分子の励起状態が強結合した励起子ポラリトンは室温でBose-Einstein凝縮(BEC)相へ転移する。BEC転移が引き起こされる閾値の低減にはポラリトン緩和速度の高速化が鍵として考えられているが、そのための分子設計指針は明確化されていない。そこで本研究では、分子の配向性というパラメータに着眼し、配向性とポラリトン緩和効率の相関関係を明らかにすることを目的として研究を行った。当日は実験の詳細について議論する。