13:45 〜 14:30
[8p-Z14-2] [分科内招待講演] 融液成長法を用いた大口径単結晶育成技術の開発とその応用
~大学発ベンチャーの挑戦~
キーワード:シンチレータ, チョクラルスキー法, ブリッジマン法
我々の社会生活を支えるデバイスとして、放射線検出器は、核医学やセキュリティ、原子炉放射線モニタリング等、広域な分野に応用されており、主要部品となるシンチレータ結晶には常に高性能化と安定供給が求められている。㈱C&Aは東北大発ベンチャーとして、東北大の成果の社会実装に取り組んでいる。本講演では、我々が大口径化技術開発や量産技術開発に取り組んだものの中で、特に多くの課題に直面した①ブリッジマン法による潮解性を有するSrI2(Eu)単結晶と、②チョクラルスキー法によるGAGG(Ce)系(Ce: Gd3(Al,Ga)5O12)単結晶における具体的な課題と解決法について紹介する。