2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[8p-Z14-1~10] 15.1 バルク結晶成長

2020年9月8日(火) 13:00 〜 16:45 Z14

横田 有為(東北大)、荻野 拓(産総研)

13:45 〜 14:30

[8p-Z14-2] [分科内招待講演] 融液成長法を用いた大口径単結晶育成技術の開発とその応用
~大学発ベンチャーの挑戦~

庄子 育宏1,3、Kochurikhin Vladimir1、鎌田 圭1,3、吉川 彰1,2,3 (1.株式会社C&A、2.東北大金研、3.東北大NICHe)

キーワード:シンチレータ, チョクラルスキー法, ブリッジマン法

我々の社会生活を支えるデバイスとして、放射線検出器は、核医学やセキュリティ、原子炉放射線モニタリング等、広域な分野に応用されており、主要部品となるシンチレータ結晶には常に高性能化と安定供給が求められている。㈱C&Aは東北大発ベンチャーとして、東北大の成果の社会実装に取り組んでいる。本講演では、我々が大口径化技術開発や量産技術開発に取り組んだものの中で、特に多くの課題に直面した①ブリッジマン法による潮解性を有するSrI2(Eu)単結晶と、②チョクラルスキー法によるGAGG(Ce)系(Ce: Gd3(Al,Ga)5O12)単結晶における具体的な課題と解決法について紹介する。