[8p-Z26-1~23] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

△ [8p-Z26-10] リチウムイオン電池用のバナジン酸塩ガラス正極活物質の構造、および酸化クロム (III) 添加効果

〇(M1)松迫 駿介¹、増田 彩花¹、杉本 亮弥¹、櫻木 貴久¹、今村 涼太¹、西田 哲明¹、岡 伸人¹ (1.近畿大産業理工)

キーワード：ガラス・ガラスセラミック, リチウムイオン電池, 正極活物質

近年、環境配慮の観点からハイブリッド車や電気自動車の開発が盛んに行われており、より多くの電気を貯蔵できる正極活物質が求められている。現行のリチウムイオン電池の正極活物質には、一般的に結晶材料が使用されている。しかしその放電容量には限界がある。本研究では原子サイズの空隙が多く存在するアモルファス材料のガラスおよびガラスセラミックに着目し、クロム含有バナジン酸塩ガラス正極活物質を開発した。