2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[9p-Z04-1~20] 13.8 光物性・発光デバイス

2020年9月9日(水) 13:00 〜 18:15 Z04

七井 靖(青学大)、中西 貴之(物材機構)

16:45 〜 17:00

[9p-Z04-15] Mn5+付活ゲルマニウム酸塩系近赤外蛍光体の発光特性の評価

〇(M2)田中 翔人1、石垣 雅1、財満 祐太郎1、松原 航平1、新田 祐大1、大観 光徳1 (1.鳥取大)

キーワード:近赤外蛍光体, Mn5+, ゲルマニウム酸塩蛍光体

固相反応法によってM2GeO4:Mn(M = Mg,Ca,Sr,Ba)を作製し,発光特性を評価した.カチオンをCa,Sr,Ba母体とするとMn5+の3d2内殻遷移に起因する近赤外発光を観測し,Mn5+がGe4+サイトに置換されていることが確認された.以前に我々が作製した液相反応法によって作製し,1300 ℃のアニール処理を施したCa10(PO4)6(OH)2:Mn5+と比較して特に同じカチオンのCa2GeO4:Mn5+は発光ピークの強度が約7.3倍となった.