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[9p-Z04-4] コロイダルZn(Te1-xSx)量子ドットの合成とその光学特性
キーワード:量子ドット, 蛍光体, 混晶
半導体量子ドット蛍光体は、単色性の高い発光を呈し、量子サイズ効果により発光波長を任意に制御できることから、広い色域を表現できるLCDのバックライト蛍光体として有望視されている。現在、InP量子ドットなど安全な非Cd系量子ドット蛍光体の開発が進められている。我々は、これまで緑色蛍光体としてZn(Te1-xSex)混晶量子ドットを合成し、CdSe 量子ドットに匹敵する狭帯域発光を実現している。また、Zn(Te1-xSx)混晶量子ドットは、赤色蛍光体の候補として提案されているが、現在のところ赤色発光は実現されていない。そこで本研究では、ホットソープ法によりZn(Te1-xSx)混晶量子ドットを合成し、得られた混晶量子ドットの組成と光学特性を評価した。