2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.3 プラズマナノテクノロジー

[9p-Z21-1~10] 8.3 プラズマナノテクノロジー

2020年9月9日(水) 13:30 〜 16:15 Z21

近藤 博基(名大工)、内田 儀一郎(名城大)

14:15 〜 14:30

[9p-Z21-4] 表面支援レーザー脱離/イオン化質量分析法に向けたカーボンナノウォールの壁間隔依存性

酒井 流星1、近藤 博基2、石川 健治2、清水 尚博2、太田 貴之3、平松 美根男3、堀 勝2 (1.名大院工、2.名大低温プラズマ、3.名城大理工)

キーワード:カーボンナノウォール, カーボン, 表面支援レーザー脱離/イオン化質量分析法

表面支援レーザー脱離/イオン化質量分析法(SALDI-MS)による生体分子分析のための表面支援材料として、垂直配向成長グラフェン“カーボンナノウォール(CNWs)”に着目し、同表面でのイオン化機構を解明した。密度が異なるCNWs間での比較により、より高密度なCNWsにおいて高効率なイオン化性能が得られた。これはCNWs先端の高密度なグラフェンエッジにおける電界集中によるイオン化促進を示唆している。