2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.7】 7.4 量子ビーム界面構造計測と9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[9p-Z24-1~14] 【CS.7】 7.4 量子ビーム界面構造計測と9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

2020年9月9日(水) 13:00 〜 17:00 Z24

岩田 展幸(日大)、羽田 真毅(筑波大)、矢野 力三(名大)

14:30 〜 14:45

[9p-Z24-6] 金属触媒体によるシリコン製剤の水素発生能の向上

小林 悠輝1、小林 光1、森田 智之2、大和田 拓央2 (1.阪大産研、2.関東化学)

キーワード:シリコン製剤, 体内水素発生, 酸化ストレス性疾患

シリコン製剤は、弱アルカリ性環境下で水と反応して、多量の水素が持続的に発生する。シリコン製剤を経口摂取することによって、腸内で水素が発生して、酸化ストレスが大きな原因で発症する種々の疾患の防止が可能である。シリコン製剤にppmオーダーの鉄触媒が存在する場合、水素発生量が約2倍(~600mL/g)に増大することを見出した。この場合、水との反応の結果生成する酸化シリコン膜の膜厚が厚く不均一であることも見出した。