3:45 PM - 4:00 PM
[9p-Z28-9] [Highlight]Physical reservoir fabrication by various materials
Keywords:reservoir, random network structure, many electrodes
リカレントニューラルネットワークの一種であるリザバー演算は、多電極からの出力重みの学習のみを必要とし、高効率でより速い予測や分類タスクが可能と期待されている。非線形性、メモリ効果、高次元性といったリザバーの特性を反映した物理的なハードウェアプラットフォームは、現状のソフトウェアベースのインターフェースに代替できるとして注目されている。本研究では、我々がすでにリザバーとしての有効性を確認している単層カーボンナノチューブ(SWNT)/ポリオキソメタレート集合体、Ag/Ag2S微粒子集合体、Ag/Ag2Seナノワイヤー集合体など多様な材料を利用したランダムネットワークを構築し物理的リザバーとした際の電気測定結果を紹介する。また、波形生成と非線形自己回帰移動平均(NARMA)時系列予測の2つのベンチマークタスクの結果を比較し、どの材料がリザバー演算にとって有効なのか検討する。