2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多様な安定相のエンジニアリングによる多元系材料開発の新展開 - 未来材料開拓イニシアチブ ~環境・エネルギー材料の未来 ~ -

[12p-A301-1~9] 多様な安定相のエンジニアリングによる多元系材料開発の新展開 - 未来材料開拓イニシアチブ ~環境・エネルギー材料の未来 ~ -

2020年3月12日(木) 13:30 〜 17:15 A301 (6-301)

櫻井 岳暁(筑波大)、野瀬 嘉太郎(京大)

17:00 〜 17:15

[12p-A301-9] 化合物系太陽電池を利用した過酷放射線環境下放射線計測システム

今泉 充1、奥野 泰希2、岡本 保3、後藤 康仁4、秋吉 優史5、小林 知洋6 (1.宇宙機構、2.原子力機構、3.木更津高専、4.京都大工、5.大阪府大工、6.理研)

キーワード:太陽電池、放射線計測、福島

我々は太陽電池を検出素子とした高線量放射線計測システムを提案し開発を行っている.太陽電池の放射線吸収による誘起電流を出力とするため,放射線耐性が高いInGaP,CIGS,CdTeを候補としている.これまでにα,βおよびγ線いずれにおいても,入射線量率に対し誘起電流が比例的に増加することがわかっており,線量計デバイスとしての有用性を確認した.本報告では,これまでの検討で得られた知見について報告する.