2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[13a-A202-1~12] 13.9 化合物太陽電池

2020年3月13日(金) 09:00 〜 12:00 A202 (6-202)

宮崎 尚(防衛大)

11:45 〜 12:00

[13a-A202-12] CdTe太陽電池への放射線照射の影響

岡本 保1、福井 貴大1、戸澤 竜士1、小林 知洋2、今泉 充3、奥野 泰希4、秋吉 優史5、後藤 康仁6 (1.木更津高専、2.RIKEN、3.JAXA、4.JAEA、5.大阪府大、6.京都大)

キーワード:CdTe太陽電池、II-VI族化合物、放射線検出器

東京電力福島第一原子力発電所 (1F) の炉内および建屋内は事故の影響で非常に高い放射線環境となっている。我々は、太陽電池素子をセンサとした線量測定技術を基盤とした高線量放射線計測システムを提案し、実用化に向けた開発を行っている[1, 2]。1F廃炉への応用では、高放射線耐性、高温高湿耐性などが求められる。今回、CdTe太陽電池への中性子線などの放射線照射試験を行った。中性子線およびガンマ線照射試験の結果、高線量率の中性子環境下でも小ノイズでガンマ線検出ができることを示唆する結果が得らえた。