[13a-A409-1~9] 12.4 有機EL・トランジスタ

[13a-A409-7] タイムドメインリフレクトメトリとデバイスシミュレーションによるOTFTチャネル形成初期過程のナノ秒時間分解解析

〇酒井 正俊¹、廖 維淞¹、田中 恭平¹、村上 裕章¹、岡田 悠悟²、工藤 一浩¹ (1.千葉大院工、2.千葉大先進センター)

キーワード：有機半導体、キャリア注入、チャネル形成過程

本報告では、チャネルが面内方向に広がり始める前までの初期過程を、タイムドメインリフレクトメトリ(TDR)とデバイスシミュレーションによって議論する。タイムドメインリフレクトメトリはインピーダンスを時間分解測定する実験手法であり、デバイスからの電磁波の反射によって、キャリア注入の進行に伴ってデバイスのインピーダンスが変化していく過程をナノ秒の時間分解能で追跡することができる。