[13p-A402-1~10] エナジーストレージ素子の最前線　～大容量・高信頼性に向けて～

[13p-A402-8] 反強誘電相転移の双極子モデルとその電気力学応答

〇高江 恭平¹、田中 肇¹ (1.東大生研)

キーワード：誘電体、反強誘電体、電気力学応答

強誘電ー反強誘電相転移を制御することは、エナジーストレージのための蓄電・圧電・熱電材料の設計という実用上の重要性のみならず、基礎物理の問題としても重要である。我々は双極子相互作用と立体相互作用の協奏に着目することで、分子形状を制御可能な双極子モデルを構築し、結晶構造の変化を伴う強誘電ー反強誘電相転移、そして応力による相転移の制御を数値シミュレーションにより実現することに成功した。