2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

合同セッションN「インフォマティクス応用」 » 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

[14a-A205-1~10] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2020年3月14日(土) 09:30 〜 12:15 A205 (6-205)

吉川 英樹(物材機構)、小島 拓人(名大)

11:00 〜 11:15

[14a-A205-6] 伝達関数比に基づくガス特性の推定

今村 岳1、吉川 元起1,2 (1.物材機構、2.筑波大)

キーワード:ニオイセンサ、膜型表面応力センサ(MSS)

著者らが開発した伝達関数比(Transfer Function Ratio, TFR)に基づいたガスセンサデータの解析法と、超小型のガスセンサである膜型表面応力センサ(Membrane-type Surface Stress Sensor, MSS)を組み合わせることで、センサチップを試料にかざすだけの簡単な測定により、ガスの識別を行うことが可能となった。このTFRはガス種のみならず、温度や湿度、ガス濃度領域などによっても変化することから、本研究では、TFRによりガス種以外のガスのパラメータを推定することを目的とした。