[14a-A205-1~10] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

[14a-A205-8] 情報量基準を用いたXPSスペクトルの自動スパースモデリング

〇篠塚 寛志¹、吉川 英樹¹、村上 諒²、仲村 和貴²、田中 博美²、吉原 一紘¹ (1.NIMS、2.米子高専)

キーワード：X線光電子分光、スペクトル解析、情報量基準

我々はXPSスペクトルの自動ピーク分離アルゴリズムを開発した．スペクトルに掛けるスムージング回数を変えることで様々な初期モデルを作り，active Shirley法に基づいてフィッティングを行う．得られた多数のモデルにベイズ情報量基準を適用し，各モデルをランク付けし，妥当なモデルを選ぶ．結果，多くの実測スペクトルに対して人間が手作業で行うのと同等の良好なフィッティング結果を得ることができた．