[14a-A402-1~9] 12.5 有機太陽電池

[14a-A402-7] 新規正孔輸送材料を用いた鉛ペロブスカイト太陽電池材料の積層膜界面における電荷移動のESR研究

〇(M1)鄒 湘涛¹、渡邊 孝弘¹、木全 晴¹、薛 冬¹、嶋﨑 愛²、中村 智也²、若宮 淳志²、丸本 一弘^1,3 (1.筑波大数物、2.京大化研、3.筑波大エネ物質科学セ)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、電子スピン共鳴

鉛ペロブスカイト太陽電池は低コストかつ高効率の特徴を持ち、光エネルギー変換効率は25％を超え、次世代太陽電池として注目されている。順構造ペロブスカイト太陽電池で典型的に用いられている正孔輸送材料（HTM）spiro-OMeTADは、高コストの課題がある。そこで、安価な準平面骨格を用いたHTMが開発され、16％超の素子効率が報告されている。本研究ではspiro-OMeTADと安価なHND-2NOMeの積層膜試料を作製し、ESR分光法により電荷状態の研究を行ったので報告する。