[14p-PA1-1~74] 10 スピントロニクス・マグネティクス

[14p-PA1-18] 磁気光学効果による重金属由来の磁気的界面効果の検出

〇(M1)松本 憩¹、Pham Van Thach¹、鷲見 聡¹、田辺 賢士¹、粟野 博之¹、王 世浩²、石橋 隆幸² (1.豊田工大、2.長岡技科大)

キーワード：磁気光学カー効果、フェリ磁性体、スピン軌道相互作用

我々は磁気光学効果を用いて磁性層/重金属界面で発生するDMIの値を評価することを目指している。今回は磁性層にGdFeCo、重金属層にPtを用いた試料およびPtの代わりにCuを用いた試料にてKerr回転角と楕円率の測定および計算を行った。Cuを用いた試料では計算値と測定値がよく一致しているのに対し、Ptを用いた試料ではそれらの間にずれが見られた。このずれはPtの大きなスピン軌道相互作用に由来する界面効果だと考えられる。