[14p-PB6-1~3] 6.5 表面物理・真空

[14p-PB6-2] Ag(111)面上における鎖状ナノカーボン物質の生成とその形態的特徴

〇(M1)山下 元気¹、黒川 修¹ (1.京都大学工学研究科)

キーワード：フラーレン、c20フラーレン、走査トンネル顕微鏡

我々はアークプラズマガンを用いた炭素蒸着により鎖状ナノカーボンバンドルを生成した．鎖状ナノカーボンをC₂₀フラーレン重合体と仮定すると，C₂₀二次元重合体を形成している可能性とC₂₀一次元重合体が並列している可能性が考えられる．我々が取得したSTM像を参照したところ，ナノカーボン鎖同士の間隔が異なっている部分が見られ，C₂₀二次元重合体，C₂₀一次元重合体が混在している可能性が考えられる．