2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15a-B410-1~12] 3.1 光学基礎・光学新領域

2020年3月15日(日) 09:00 〜 12:15 B410 (2-410)

矢野 隆章(徳島大)、吉川 洋史(埼玉大)

10:00 〜 10:15

[15a-B410-5] レーザートラッピング結晶化法におけるエナンチオマー過剰率の光波の全角運動量依存性

豊田 耕平1、宮本 克彦1,2、杉山 輝樹3,4、尾松 孝茂1,2 (1.千葉大工、2.千葉大MCRC、3.台湾国立交通大、4.奈良先端物質)

キーワード:光渦、レーザートラッピング結晶化法、全角運動量

螺旋波面に起因した光渦による軌道角運動量、および円偏光に起因したスピン角運動量の総和である全角運動量は物質のカイラリティを制御できることから注目されている。
本発表では全角運動量を有する円偏光光渦によって、結晶のカイラリティを制御できることを発見したので報告する。
レーザートラッピング結晶化法によって形成した塩素酸ナトリウム結晶のエナンチオマー過剰率は全角運動量に依存していることがわかった。