[15a-D221-1~6] 6.2 カーボン系薄膜

△ [15a-D221-6] 低アンモニア分圧下でのグラファイト状窒化炭素化合物の合成

〇(B)瀬尾 豪一朗¹、猪野木 寛也¹、金井 要¹ (1.東理大理工)

キーワード：窒化炭素、光触媒活性、電子構造

グラファイト状窒化炭素化合物 (Graphitic carbon nitride:g-C­₃N₄)は理想的に窒素と炭素のみで構成された二次元ネットワークが層状に重なった構造を持つ物質で、そのバンドギャップは水の還元準位を内包しているために水を分解し水素を発生することが期待されている。私たちは異なるアンモニア分圧下で焼成を行うことでg-C­₃N₄の合成を目指し、この方法により得られた物質における分子構造や電子構造が、これまでのmelonとは明らかに異なることを私たちは発見した。