[15p-B409-1~7] 3.8 光計測技術・機器

[15p-B409-2] レーザーラマン分光を利用した水中油の遠隔計測技術の開発

〇染川 智弘^1,2、伊澤 淳³、藤田 雅之^1,2、河仲 準二²、久世 宏明⁴ (1.レーザー総研、2.阪大レーザ―研、3.IHI、4.千葉大CEReS)

キーワード：ライダー、ラマン

海底には石油などのエネルギー資源を輸送する海底パイプラインが敷設されている。原油流出事故は貴重なエネルギー資源の損失だけでなく、流出事故現場付近に生息する生態系へ影響を及ぼすために、早期に事故を把握することが求められている。本報告では、環境にやさしい植物油であるキャノーラ油を模擬試料として利用し、水中で2 m離れた位置に設置した油のラマンスペクトルによる水中油遠隔検出の可能性について報告する。